糖尿病網膜症と緑内障は日本人の中途失明の原因の1位2位です。
この二つの疾患はまったく別の病気ですが、よく似ているところがあります。
かなり進行するまで自覚症状がないこと、
完治する病気ではないので、死ぬまで病気とつきあっていかなければならないこと、
早期に見つけて治療すれば進行を遅らせることができること、
早期に見つけるには検診以外にないことです。
40歳以上69歳までの方、3年に一度受けることが出来ます。
6月から10月までの住民検診と同時期におこなっています。
対象の方はぜひこの機会に受けましょう。
目は心の窓といいますが、体の窓でもあります。眼底を見ることで、ふつうでは見ることのできない血管の状態をみることができます。
糖尿病、腎疾患、高血圧、脳腫瘍など、意外な疾患が見つかることがあります。
自分では異常を感じていなくても3ヶ月に一度検査を受けて、コンタクトが合って
いるか、角膜に傷ができていないか、アレルギーは起こってきていないか、など
調べてもらいましょう。
学校で1年に1~2度検査を行っていますが、身長の伸びる時期は近視も進行しやすく、メガ
ネの度も1年に1度、早いと半年で作り変える必要があります。
この時期は近視がでてきたら1年に1~2度検診を受けましょう。