天王コンタクトレンズセンター
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近視の治療

まず、一度近視になった眼をもとにもどすことはできません、あくまで近視の進行を抑える治療です。


トピックスの欄で説明してますように、近年世界中で子供の近視が増えており、近視に関する研究もたくさん行われるようになってきました。

近視人口が増えている原因は、やはりスマフォなどの普及により、近くを見る時間が増えていることが一番大きいです。

近視の進行は成長期、身長の伸びる時期に一番進行します。従って、小学生から中学生くらいに一番進行します。

近年は小学校低学年から、毎年どんどん進行してしまう子もたくさんいます。そのような子供さんは大人になる頃には非常に強い近視となって、

緑内障や他の眼底の病気などのリスクも上がってきます。

そのため、何とか近視の進行を抑えることができないかという研究が行われ、止めることはできないまでも、3割から5割くらい抑えられる方法が

分かってきました。

点眼薬、特殊眼鏡、特殊コンタクトレンズ、赤色光線などが効果が認められ、少しずつ使われるようになりました。しかし、日本で正式に、近視治

療として認められているのは、R7年春に認可された低濃度アトロピン点眼薬(リジュセアミニ)のみで、しかも、医療保険が使えない全額自費診療と負担が大きなものでした。


しかしR8年度は近視治療元年ともいえる年になりそうです。


2月に近視治療用ソフトコンタクトレンズ(マイサイト)が正式に認可され、保険診療として認められるようで、また、低濃度アトロピン点眼薬(リジュセアミニ)も6月から診療費は保険診療となる見通しですので、患者さんの負担がかるくなり、治療を始めやすくなります。

これ以外に、オルソケラトロジーレンズといって夜間装用する特殊なデザインのハードコンレンズが近視抑制効果があることがわかり使われています。近視治療用として認可されたレンズではありませんが、昼間裸眼でよい視力に回復可能なため、メリットが実感でき喜ばれますが、近視がある程度以上強くなると使えないのと、全額自費診療になるのが難点です。


小学1~2年生ですでに近視が出てくる子供さんは、最終的に強度近視になる可能性が高く、将来大人になってから緑内障、網膜剥離、黄斑変性、などの失明につながりかけない疾患を発症するリスクが高くなります。

これらの近視治療は進行を止めることはできません、あくまで進行のスピードを遅らす効果しかありません。将来的に強度近視になるのを防ぐには早くから治療を始めるのが大事です。保護者の方の理解と熱意が必要になってきます。


今後近視は、ただ眼鏡やコンタクトレンズで矯正するものではなく、治療をするものというふうに変わってくると思われます。



当院では、低濃度アトロピン、近視治療用ソフトコンタクトレンズ、オルソケラトロジーといった近視進行抑制治療を行っております。お気軽にご相談ください。